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Yasunari Matsui

動物から学ぶ

今日私が読んでいる本から動物から学ぶという内容を紹介いたします。私が読んでいる本は『破天荒(サウスウエスト航空-驚異の経営)』です。サウスウエスト航空の経営哲学やいかに成功に至ったのかの著書です。サウスウエスト航空の社内報にラブ・ラインズというものがあります。そのなかにはスタッフが新しいアイデアや見識が広がることを目的に『ひらめき』というコーナーがあります。本日紹介するのはその一例です。


この春、夏を過ごすために北へ帰る雁の群れがVの字隊形で飛んでいるのを見る人は、そういう隊形で組む理由について、専門家がどこまで解析しているのかを知りたくなるに違いない。雁が羽ばたくと、すぐ後ろに上向きの風が起こることが分かっている。群れがV字隊形で飛ぶことによって、単独で飛ぶときよりも飛行距離を71%以上伸ばせるのである。
基本的事実その一
同じ目標と連帯意識で結ばれた仲間が同じ方向を目指せば、お互いの推進力が働いてより早く簡単に目的地に到達する。隊列から離れた雁は、急に単独で飛ぶときと同じ抵抗を感じるため、すぐ隊列に戻り、直前を飛んでいる仲間がつくり出す上昇気流に乗ろうとする。
基本的事実その二
同じ目標を目指す仲間と一緒に行動すれば、強い団結力が生まれ、危険から守られる。先頭の雁が疲れたら隊列の後ろに回り、別の雁が先頭を飛ぶ。
基本的事実その三
骨の折れる仕事をするときには、雁が北へ飛ぶときのように仲間と時々交代するとよい。後ろにいる雁は、前を飛ぶ仲間がスピードを落とさないよう、鳴き声を上げて励ます。
基本的事実その四
リーダーシップを取る人には、積極的に手を差し伸べ、褒めて激励する必要がある。
最後に、一羽が病気になったり撃たれたりして隊列を離れた場合には、別の二羽がが一緒に隊列を離れ、傷ついた雁を守る。仲間が再び飛べるようになるまで、あるいは死ぬまで、そばに付き添っている。その後、自分達だけで隊列をつくるか、ほかの群れに加わって元の群れを追いかける。
基本的事実その五
仲間が助けを必要としているときは、そばに付き添わなければならない。

私はこれを読み、人間は雁に負けているのではないか?私たちはチームを思いやり励まし、お互いを助け合い目的に向かうことができているのか?もっと基本的で人として大切なことを忘れてしまっているのではないかと反省しました。



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