今朝早朝より日本対ドイツ代表の試合を観戦しました。結果は4-1とスコアでも内容でも日本がドイツを圧勝しました。前回のワールドカップはスコアでは勝利しましたが、内容ではドイツの方がかなり良い内容の試合でした。
日本が強くなった理由
日本サッカーが確実にレベルアップしている理由については一言では表現できません。いくつかの側面が挙げられると思いますが、それを挙げてみたいと思います。
チームサポート側
・サッカー界の裾野の充実
子供のころから一貫した教育方針
・協会・コーチ・指導者の成長
指示ではなく、選手主導で考えさせる
・監督・コーチ・選手の世界経験と分析
日本の弱み 世界に劣っていることは何か?
日本の強み 世界で勝っていることは何か?
・科学的(データ)分析の向上
戦略の根拠となるデータ
選手側
・考える力の向上
状況に応じて考え判断できる
・コミュニケーション力の向上
考えたことを伝達する力
・マインドセット
・メンタリティ
・アジリティーの向上
・フィジカル面の向上
・技術面の向上
今回日本代表の成長を感じたことは青字で書いてる部分です。
森保監督は前回ワールドカップ前から一貫して選手の意見を尊重するチームマネージメントを実践して来ました。今回のドイツ戦では前半と後半のフォーメーションを変えてもそれに応じて選手がそれぞれの判断で対応することができています。さらに守備時やビルドアップ時に応じてもフォーメーションを変えています。それによりドイツ代表は混乱しギャップが生まれそこを日本に突かれていたと思います。
ビジネスにおいても
ビジネスにおいても同様だと思います。
指示で言われたことだけをやっているだけでは会社は成長しません。しかし過去はそれで成長したかもしれません。なぜならモノが不足していた時代だったからです。今は人口減少の過程に入ってます。価値観の多様化からマーケットは細分化され、会社はそこに適応していかなければなりません。そして時の流れるスピードも速くなっています。それに適応するためには自分の頭で考え、判断し、それを伝達するスキルが必要となります。指導者のマネージメントスキルの向上と同時にスタッフの考える能力、伝達能力とそれぞれのスピードの向上は急務だと思います。
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